臨床検査系 夏季公開郡市民講座のお知らせ

 この度、飯田市出身の女性研究者(臨床検査技師)を招き、生物・生命科学技術的講演を開催することにより、当地における理科系・生物学系学問への関心をより一層高めるため、下記のとおり公開講座を計画しましたので、ご案内します。

 特に、生物(理科)、進路指導担当の先生方や農林畜産学を含む理系・生物学系学問に関心のある生徒の皆さんの聴講を期待し歓迎しますので、よろしくお願いします。

(南信州淵野辺会公開郡市民講座実行委員長・麻布大学長野県同窓会飯田支部長/松村一成)

主催者等

(1)主催:南信州淵野辺会(麻布大学長野県同窓会飯田支部有志)
実行委員:松村一成(松村動物病院)、小澤尚(クラスメイトコルツクリニック)、佐々木将雄(佐々木動物病院)、中山一也(中山犬猫病院)ほか

(2)共催:麻布大学長野県同窓会

(3)運営ボランティア:飯田風越高校OG有志

講師および演題

講師/荻原 喜久美 先生(シロタ株の代田稔博士のご親族)
旧姓代田。麻布大学名誉教授。獣医学博士。臨床検査技師。緑ヶ丘中→飯田風越高校→麻布公衆衛生短大→麻布大学。本年3月まで麻布大学生命・環境科学部臨床検査技術学科病理学教室教授。東京都町田市在住。

(麻布大学公式 YouTubeチャンネルより)

演題(仮題)

顕微鏡から見える不思議な世界

日時及び会場

⚫︎日時/2023年(令和5年)72日(日)
午後3時30分から同5時まで。聴講無料。

⚫︎会場/丘の上結いスクエア 3階 大会議室「D」
飯田市東和町2丁目35番地(ムトスぷらざ、飯田市公民館、JR飯田駅前の旧ユニー・ピアゴの建物)

日程

14:30 受付開始(聴講者の資格、キャリア等に一切条件はありません)

15:30 開会(あいさつ、講師紹介等)

15:45 講演

16:45 質疑応答

17:00 閉会

お願いと連絡先

(1)感染症の流行など社会情勢の変化により、講演が中止になることもあります。

(2)聴講希望・この研修会の問い合わせは、6月25日(日)までに実行委員長もしくは幹事長までお知らせください。

(3)連絡先
⚫︎実行委員長/飯田市上郷飯沼1601-1 松村動物病院 松村一成
 電話:0265-22-4645

⚫︎幹事長/下伊那郡喬木村788-3 小澤尚
 電話:0265-33-2037
 ファクシミリ:0265-48-5357
 電子メール:minagawamanna@gmail.com
 SMS:090-1868-6663
(なるべく電子メールかSMS、LINEでお願いします。)

京都支部総会報告

 台風一過、お天気も回復し京都は観光客で賑わっていました。令和5年度京都支部総会は6月4日(日)京都鴨川のほとりに建つ「東華菜館」にて行われました。

 日本最古のエレベーターで2階の会場へ…扉を開けた途端に集まった方々の笑顔とお着物姿の会員に迎えられました。おいしいお食事を堪能しながら、終始和やかな話題で盛り上がりました。京都に住まわれて長い方々ですが、飯田がいつも懐かしく、飯田のこと、風越高校のこと、生徒のこと、学生時代の話に2時間があっという間に過ぎました。

東華菜館前で京都支部の皆さんと

 その後、歴史ある街並みを歩いて、花街宮川町にある築120年のお茶屋建築の京町屋「澤食さん」の風情ある建物の見学をしました。

 京都支部は会員がとても良くまとまっていて、少人数だからこその強い絆を感じました。支部のこのようなあり方も風越高校ならではのものと思いました。

 「また来年もお会いしましょう」とお約束をして帰路につきました。

(副会長/仲村晴子)

花街宮川町にて(冒頭の写真も)

第38回松本支部総会報告

 第38回松本支部総会は5月23日(火)松本駅前アルピコプラザホテルにて開催されました。参加者は44名でした。

 お天気は生憎の雨でしたが、集まった方々は再会を喜んで、会場内は開会前から賑やかな談笑の声で溢れていました。本部からは知久会長と私仲村が参加させていただきました。

 松本支部は昨年の総会において支部を閉じることが決定し、今回が最後の支部総会となりました。この38年間、旅行をしたり、講演会を開催したりと楽しい企画で支部を盛り上げて活発に活動されてきました。会報にも毎年支部の様子を寄せていただきました。

 塩澤支部長さんのご挨拶は昭和61年に設立されてから今日までの締めともいえる心のこもった言葉でした。

 懇親会の中で歴代の支部長さんや90歳を超える参加者からは38年間の思い出や高校時代の思い出など、年代を超えた同窓生のつながりを強く感じました。最後に「今日の日はさようなら」を歌い、幕が閉じられました。

塩澤支部長さん

 折り紙の座席札や記念のCDなど役員の皆様の手作りの「おもてなし」は心温まるもので、本当に感謝申し上げます。支部は閉じても、さらに深い絆で皆さんが繋がった気がします。

 今後とも同窓生として母校を温かく見守ってくださいますよう、よろしくお願い致します。

(副会長/仲村晴子)

5/25(木)ツアー・オブ・ジャパン 信州飯田ステージに出場する同窓生 山田拓海くんにご声援を!

 お知らせです。

 今週末よりTour of Japanの自転車レースが始まります。

 来週25日(木)は信州飯田会場として下久堅でステージレース(※1)が行われますが、参加チームの中の選手に飯田風越高校出身の選手がいます。

 彼の名前は「山田拓海」くん21歳。

 風越高校で自転車競技同好会が発足してから、多くの大会でその才能を遺憾なく発揮してきました。

 

 特に高校3年生のときの活躍は目覚ましく、

・インターハイトラック競技3km個人抜き種目で準優勝

・全日本選手権ジュニアタイムトライアルで優勝

・日本ジュニア代表としてアジア選手権や欧州のレースを歴戦

・UCIロード世界選手権大会にジュニア日本代表として出場

など数々の結果を残しています。

 

 風越高校卒業後は早稲田大学スポーツ科学部に進学して自転車競技を続け、2021年から2年続けて日本ナショナルチームの一員としてツアーオブジャパンに参戦しています。

 そして今年はチームも新たに「EFエデュケーション・NIPPO デヴェロップメントチーム」(※2)というチームの一員として3度目のツアーオブジャパンに臨みます。

 彼のチームはユニフォームがピンクなので目立ちます。ぜひ同窓会の皆さん、彼を応援してあげてください。

 過去ニュースがネットにありましたので参考にしてください。

https://minamishinshu.jp/news/sports/%E9%A2%A8%E8%B6%8A%E9%AB%98%E3%81%AE%E5%B1%B1%E7%94%B0%E9%81%B8%E6%89%8B%E3%81%8C%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A%E5%85%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A9%E5%84%AA%E5%8B%9D.html

(南信州新聞Web 2019年7月12日掲載)

 こののぼり旗が少しだけですが、コース沿道に立ちます。

(常任理事/宮内邦昭)

(※1)ツアー・オブ・ジャパン 信州飯田ステージについて詳しくはこちら

(※2)「EFエデュケーション・NIPPO デヴェロップメントチーム」について
(ツアー・オブ・ジャパン 2023 Webサイト内「チーム紹介/EFエデュケーション・NIPPO デヴェロップメントチーム (アメリカ)」)
(*冒頭の写真は
上記Webサイトより)

学校・生徒会協力費目録を贈呈しました

 令和5年5月19日(金)、風越高校校長室にて下井校長先生に令和5年度  学校・生徒会協力費80万円を知久会長より目録にて贈呈しました。

 学校・生徒会協力費は昭和62年より継続して同窓会より学校に贈呈しています。学校及び生徒会の活動に広く役立てていただくことをお願いしました。同窓生の母校を思う気持ちが伝わることを願っています。

(同窓会副会長/仲村晴子)

風越高校から続く夢への道

 先の令和5年度定期総会アトラクションで演奏してくださった井原芙美子さんより、感想コメントをいただきましたのでご紹介します。


井原 芙美子(風越49回生・会地支部)

 私は、風越高校入学時から音楽大学声楽科を志し、先生方のご協力もあり、昭和音楽大学そして藤原歌劇団に所属する事ができました。

 楽しく伸び伸びと夢へ突き進ませてくれた母校への感謝の気持ちを込めて歌わせて頂きました。

 藤原歌劇団で合唱部として様々な舞台に立ち、小さなオペラ公演では、ソリストとして活動し、コンクールに挑戦していた三十歳の時、母が肺の病気になり、帰郷を決めました。

 歌う事、ソリストへの夢を追い続ける事に疲れた事もあり、母の看病や子育てを口実に少し歌から離れた時期もありました。

 ですが、この故郷の人々の心の温かさに触れる度に、歌でしか恩返し出来ないと思い、また学び続け歌い続けております。

アトラクション/井原芙美子さんコンサート(ピアノ伴奏:平野洋さん)

 今回、コロナ禍が落ち着き、次の日常へ進もうとしている世の中を春と掛け合わせて、春、花の曲を多く歌わせて頂きました。

 少しでも皆様に春の息吹、希望、生命のエネルギー、恋心等を歌で感じて頂けましたら幸いです。

 この度は、同窓会アトラクションにお呼び頂き、鼎文化センターホールにて演奏させて頂きました事、心より感謝申し上げます。

 ご出演頂くお二人を紹介させていただきます。 

 声楽家、井原芙美子さんは、阿智村のご出身で風越高校の同窓生でございます。昭和音楽大学声楽科をご卒業後、日本オペラ振興会オペラ歌手育成コースを修了されました。 

 その後、日本オペラ振興会に所属し、藤原歌劇団準団員として、ご活躍されております。2008年には第8回大阪国際音楽コンクールで入賞も果たされました。現在は阿智村に帰郷され、阿智ジュニアコーラスを立ち上げられて、講師としてご活躍される傍ら、各地でコンサートを開催し、音楽の楽しさを多くの方々に届けておられます。 

 ピアノ伴奏の平野洋さんは松川町のご出身で、飯田高校卒業後、東京学芸大学特別教科教員養成課程音楽専攻ピアノ専修を卒業後、同大学院を修了されて、長野県内の高校の先生として17年間勤務されました。2021年3月に退職され、現在はヒラノ音楽教室を開講されご活躍されております。 

 それでは井原さん、平野さん、よろしくお願いします。 

(知久紀子同窓会長)

 一言お礼を申し上げます。 

 3年前の総会の折、井原さんにアトラクションへのご出演をお願いしていましたが、新型コロナという思いがけない事態が発生し、総会も中止となってしまいました。この3年間私たちはストレスの多い日々を過ごしてまいりましたが、今日は久しぶりに生の音楽に出会うことが出来ました。 

 私たちがよく知っている日頃口ずさむ歌や、初めてお聞きする本格的なオペラの曲まで、井原さんの心にしみわたる美しい歌声を平野さんとの息の合った伴奏で心ゆくまで堪能することが出来ました。井原さんのご活躍は私たち同窓生の誇りでもあります。あの素晴らしい声量はどこから来るのだろうと感心してお聞きしていました。また、平野さんにはピアノ演奏もしていただき、力強い演奏に圧倒されました。今日は歌とピアノの両方を楽しむことが出来、感動と癒しの時間をありがとうございました。 

 お二人の今後ますますのご活躍をお祈り申し上げお礼の言葉とさせていただきます。

(知久紀子同窓会長)

井原芙美子さん、平野洋さん、ありがとうございました。