19回生「田口榮子さん」染色作家をご紹介いたします(東京支部)

23年の入賞作品と染色作家の職人人生の作品の数々も含めてご覧ください。

 “23.4/27~30に開催された「第46回埼玉女流工芸展」において田口榮子さん「女流工芸大賞 」受賞しました。おめでとうございます!

会期 令和5427日(木)~30日(日)
場所 埼玉県立近代美術館に於いて開催されました。

田口榮子さん
第46回埼玉女流工芸展「女流工芸大賞」受賞作品 “銀河の彼方に”

受賞作の想い
“銀河の彼方に”は、「亡くなった主人への想いがテーマ」
自分の伝えたい想いが表現出来たと思っています。
(田口榮子)

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かがやきフェスティバル Vol.9

 当ホームページの校長ブログとスクラップブック内転載記事でご紹介しておりました、ダンスの世界大会で優勝という快挙を達成した本校3年生の村澤依優さんが所属するダンスチーム「Leslian」が出場する、かがやきフェスティバル Vol.9開催のお知らせです。

 同窓会の皆さま、世界の頂点として認められた若き才能、そのダンスパフォーマンスをぜひご覧いただきたいと思います。

 また、バレエで出場する市瀬華那(はな)さんも本校1年生です。応援いたしましょう!(村澤さんと同様に個人の出場で特に本校のクラブに所属しているわけではありません)

(HP担当/岡本恒和)

臨床検査系 夏季公開郡市民講座に参加して

 臨床検査系夏季公開郡市民講座が7月2日(日)開催されました。

講師 荻原喜久美先生(麻布大学名誉教授 獣医学博士 臨床検査技師)

演題 顕微鏡から見える不思議な世界

 荻原喜久美先生は緑ヶ丘中学→風越高校→麻布公衆衛生短期大学→麻布大学。本年3月まで麻布大学生命・環境科学部臨床検査技術学科病理学研究室教授をされ、4月より名誉教授となられました。

 短大、大学時代は「とにかくきれいな病理組織標本の作製を目指して。動物、ヒトの血液像、骨髄像が読めるように。マウスなど動物の解剖ができるように。」

 助手、講師時代は「学生と共に夜遅くまで実験に従事…楽しすぎて家に帰ることも忘れて…動物の腫瘍の培養、腫瘍細胞の性状の解析への取組み。」

 講師後半から准教授、教授時代には多くの病理学研究に関わり論文を発表され、実績を残されています。

 講演内容は学会での発表さながらで、高度な研究内容について解説をしていただきました。顕微鏡下での様々な像についての説明は、先生がこれらの研究を楽しんで、良い結果を得られていることが伝わってきました。

 聴講者には獣医師、臨床検査技師と専門家の方が多くいらっしゃいました。私は風越高校の同窓生としてお声がけいただき、知久会長と共に参加しました。

 また、高校生が一人参加されていて、講演を聞くことで理科系学問への関心をもって将来につなげていただければと思いました。

 荻原先生の「研究が楽しくて仕方ない」という姿勢が多くの成果を生み、今日の名誉教授という地位に繋がっていることは素晴らしいことだと思いました。このような同窓生がいることを誇りに思います。先生のこれからの益々のご活躍をご期待申し上げます。

(副会長/仲村晴子)

臨床検査系 夏季公開郡市民講座のお知らせ

 この度、飯田市出身の女性研究者(臨床検査技師)を招き、生物・生命科学技術的講演を開催することにより、当地における理科系・生物学系学問への関心をより一層高めるため、下記のとおり公開講座を計画しましたので、ご案内します。

 特に、生物(理科)、進路指導担当の先生方や農林畜産学を含む理系・生物学系学問に関心のある生徒の皆さんの聴講を期待し歓迎しますので、よろしくお願いします。

(南信州淵野辺会公開郡市民講座実行委員長・麻布大学長野県同窓会飯田支部長/松村一成)

主催者等

(1)主催:南信州淵野辺会(麻布大学長野県同窓会飯田支部有志)
実行委員:松村一成(松村動物病院)、小澤尚(クラスメイトコルツクリニック)、佐々木将雄(佐々木動物病院)、中山一也(中山犬猫病院)ほか

(2)共催:麻布大学長野県同窓会

(3)運営ボランティア:飯田風越高校OG有志

講師および演題

講師/荻原 喜久美 先生(シロタ株の代田稔博士のご親族)
旧姓代田。麻布大学名誉教授。獣医学博士。臨床検査技師。緑ヶ丘中→飯田風越高校→麻布公衆衛生短大→麻布大学。本年3月まで麻布大学生命・環境科学部臨床検査技術学科病理学教室教授。東京都町田市在住。

(麻布大学公式 YouTubeチャンネルより)

演題(仮題)

顕微鏡から見える不思議な世界

日時及び会場

⚫︎日時/2023年(令和5年)72日(日)
午後3時30分から同5時まで。聴講無料。

⚫︎会場/丘の上結いスクエア 3階 大会議室「D」
飯田市東和町2丁目35番地(ムトスぷらざ、飯田市公民館、JR飯田駅前の旧ユニー・ピアゴの建物)

日程

14:30 受付開始(聴講者の資格、キャリア等に一切条件はありません)

15:30 開会(あいさつ、講師紹介等)

15:45 講演

16:45 質疑応答

17:00 閉会

お願いと連絡先

(1)感染症の流行など社会情勢の変化により、講演が中止になることもあります。

(2)聴講希望・この研修会の問い合わせは、6月25日(日)までに実行委員長もしくは幹事長までお知らせください。

(3)連絡先
⚫︎実行委員長/飯田市上郷飯沼1601-1 松村動物病院 松村一成
 電話:0265-22-4645

⚫︎幹事長/下伊那郡喬木村788-3 小澤尚
 電話:0265-33-2037
 ファクシミリ:0265-48-5357
 電子メール:minagawamanna@gmail.com
 SMS:090-1868-6663
(なるべく電子メールかSMS、LINEでお願いします。)

5/25(木)ツアー・オブ・ジャパン 信州飯田ステージに出場する同窓生 山田拓海くんにご声援を!

 お知らせです。

 今週末よりTour of Japanの自転車レースが始まります。

 来週25日(木)は信州飯田会場として下久堅でステージレース(※1)が行われますが、参加チームの中の選手に飯田風越高校出身の選手がいます。

 彼の名前は「山田拓海」くん21歳。

 風越高校で自転車競技同好会が発足してから、多くの大会でその才能を遺憾なく発揮してきました。

 

 特に高校3年生のときの活躍は目覚ましく、

・インターハイトラック競技3km個人抜き種目で準優勝

・全日本選手権ジュニアタイムトライアルで優勝

・日本ジュニア代表としてアジア選手権や欧州のレースを歴戦

・UCIロード世界選手権大会にジュニア日本代表として出場

など数々の結果を残しています。

 

 風越高校卒業後は早稲田大学スポーツ科学部に進学して自転車競技を続け、2021年から2年続けて日本ナショナルチームの一員としてツアーオブジャパンに参戦しています。

 そして今年はチームも新たに「EFエデュケーション・NIPPO デヴェロップメントチーム」(※2)というチームの一員として3度目のツアーオブジャパンに臨みます。

 彼のチームはユニフォームがピンクなので目立ちます。ぜひ同窓会の皆さん、彼を応援してあげてください。

 過去ニュースがネットにありましたので参考にしてください。

https://minamishinshu.jp/news/sports/%E9%A2%A8%E8%B6%8A%E9%AB%98%E3%81%AE%E5%B1%B1%E7%94%B0%E9%81%B8%E6%89%8B%E3%81%8C%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A%E5%85%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A9%E5%84%AA%E5%8B%9D.html

(南信州新聞Web 2019年7月12日掲載)

 こののぼり旗が少しだけですが、コース沿道に立ちます。

(常任理事/宮内邦昭)

(※1)ツアー・オブ・ジャパン 信州飯田ステージについて詳しくはこちら

(※2)「EFエデュケーション・NIPPO デヴェロップメントチーム」について
(ツアー・オブ・ジャパン 2023 Webサイト内「チーム紹介/EFエデュケーション・NIPPO デヴェロップメントチーム (アメリカ)」)
(*冒頭の写真は
上記Webサイトより)

風越高校から続く夢への道

 先の令和5年度定期総会アトラクションで演奏してくださった井原芙美子さんより、感想コメントをいただきましたのでご紹介します。


井原 芙美子(風越49回生・会地支部)

 私は、風越高校入学時から音楽大学声楽科を志し、先生方のご協力もあり、昭和音楽大学そして藤原歌劇団に所属する事ができました。

 楽しく伸び伸びと夢へ突き進ませてくれた母校への感謝の気持ちを込めて歌わせて頂きました。

 藤原歌劇団で合唱部として様々な舞台に立ち、小さなオペラ公演では、ソリストとして活動し、コンクールに挑戦していた三十歳の時、母が肺の病気になり、帰郷を決めました。

 歌う事、ソリストへの夢を追い続ける事に疲れた事もあり、母の看病や子育てを口実に少し歌から離れた時期もありました。

 ですが、この故郷の人々の心の温かさに触れる度に、歌でしか恩返し出来ないと思い、また学び続け歌い続けております。

アトラクション/井原芙美子さんコンサート(ピアノ伴奏:平野洋さん)

 今回、コロナ禍が落ち着き、次の日常へ進もうとしている世の中を春と掛け合わせて、春、花の曲を多く歌わせて頂きました。

 少しでも皆様に春の息吹、希望、生命のエネルギー、恋心等を歌で感じて頂けましたら幸いです。

 この度は、同窓会アトラクションにお呼び頂き、鼎文化センターホールにて演奏させて頂きました事、心より感謝申し上げます。

 ご出演頂くお二人を紹介させていただきます。 

 声楽家、井原芙美子さんは、阿智村のご出身で風越高校の同窓生でございます。昭和音楽大学声楽科をご卒業後、日本オペラ振興会オペラ歌手育成コースを修了されました。 

 その後、日本オペラ振興会に所属し、藤原歌劇団準団員として、ご活躍されております。2008年には第8回大阪国際音楽コンクールで入賞も果たされました。現在は阿智村に帰郷され、阿智ジュニアコーラスを立ち上げられて、講師としてご活躍される傍ら、各地でコンサートを開催し、音楽の楽しさを多くの方々に届けておられます。 

 ピアノ伴奏の平野洋さんは松川町のご出身で、飯田高校卒業後、東京学芸大学特別教科教員養成課程音楽専攻ピアノ専修を卒業後、同大学院を修了されて、長野県内の高校の先生として17年間勤務されました。2021年3月に退職され、現在はヒラノ音楽教室を開講されご活躍されております。 

 それでは井原さん、平野さん、よろしくお願いします。 

(知久紀子同窓会長)

 一言お礼を申し上げます。 

 3年前の総会の折、井原さんにアトラクションへのご出演をお願いしていましたが、新型コロナという思いがけない事態が発生し、総会も中止となってしまいました。この3年間私たちはストレスの多い日々を過ごしてまいりましたが、今日は久しぶりに生の音楽に出会うことが出来ました。 

 私たちがよく知っている日頃口ずさむ歌や、初めてお聞きする本格的なオペラの曲まで、井原さんの心にしみわたる美しい歌声を平野さんとの息の合った伴奏で心ゆくまで堪能することが出来ました。井原さんのご活躍は私たち同窓生の誇りでもあります。あの素晴らしい声量はどこから来るのだろうと感心してお聞きしていました。また、平野さんにはピアノ演奏もしていただき、力強い演奏に圧倒されました。今日は歌とピアノの両方を楽しむことが出来、感動と癒しの時間をありがとうございました。 

 お二人の今後ますますのご活躍をお祈り申し上げお礼の言葉とさせていただきます。

(知久紀子同窓会長)

井原芙美子さん、平野洋さん、ありがとうございました。