19回生「田口榮子さん」染色作家をご紹介いたします(東京支部)

23年の入賞作品と染色作家の職人人生の作品の数々も含めてご覧ください。

 “23.4/27~30に開催された「第46回埼玉女流工芸展」において田口榮子さん「女流工芸大賞 」受賞しました。おめでとうございます!

会期 令和5427日(木)~30日(日)
場所 埼玉県立近代美術館に於いて開催されました。

田口榮子さん
第46回埼玉女流工芸展「女流工芸大賞」受賞作品 “銀河の彼方に”

受賞作の想い
“銀河の彼方に”は、「亡くなった主人への想いがテーマ」
自分の伝えたい想いが表現出来たと思っています。
(田口榮子)

静かな青の世界にウェネチアレースガラスの白い曲線が舞う。
その線たちは天女の羽衣のように自由にイメージを変え、流れ、そよぎ、ゆらめいて宇宙へと広がる。丁寧な染色技法で、三日月の画面構成も奥行きを出している。様々な想いを内包する清雅な作品である。

田口榮子さんからご案内

令和6年4/25(木)~28(日)迄 同会が開催されます。
埼玉と付いていますが全国公募です。
出品し易い会です。出品したいと思われる方是非公募ください。

田口榮子さん……「振り返りの染めの会」開催の記録です。
(於:“20年 令和2年1/19(日)~25(土)迄 銀座 交通会館ギャラリー)

 2020年開催の「振り返りの染の会」は 私の古希の記念に職人人生の集大成として、自分の仕事を皆様に見て頂きたい、会えない侭の方達とこの機会に会えたらと開催しました。

 私一人で成しえた事ではなく、19回生始め多くの皆様のご協力が有っての事。作品作りは仕事が激減した時に夫が勧めてくれた事がきっかけです。

 職人は技術を追求し美しい物を作る。作品作りは、技術より何を伝えたいか、が優先します。その違いを解るのに時間が掛かりました。

 今後は気力、根気と体力との闘いです。ボケ防止の為にも少し続けて行けたらと思います。

(田口榮子)

田口榮子の染暦

・1948年 信州伊那谷の山奥の養蚕農家に生まれる
・1966年 県立飯田風越高等学校卒業後、挑えの工房で染色の道に入る
・1968年 染色工芸家植村成行氏に師事
・1973年 金彩工芸士・田口敏夫と結婚し、染色業と子育てに奮闘
・2005年 バブル崩壊を期に、仕事の合間縫い工芸展出品に挑戦
・2012年 埼玉女流工芸展 朝日新聞埼玉総局長賞受賞
・2014年  同  埼玉県議会議長賞受賞
・2015年 第一美術展 奨励賞受賞
 ~略
・2022年 埼玉女流工芸展において埼玉議会議長賞等各々の賞を受賞する。
 ・2023年  同  女流工芸大賞受賞

 *現在埼玉女流工芸協会 第一美術協会準会員

 以上、染色家 19回生 田口榮子さんのご紹介でした。一生を通して染めの世界に没頭する職人田口さん。着物の大作からも感動です。19回生の絆も含めて、これからも目が離せませんね。

(田口さんの情報、本人は遠慮されていましたが、引っ張り出してしまい、悪しからずお許しを)

(東京支部交流委員/ikeda)