「飯田五地区支部総会」報告 ~通常開催ができる有難さ~(飯田五地区支部)

 6月29日(土)、東野公民館において「飯田風越高等学校同窓会 五地区支部総会」が開催されました。梅雨の真っただ中でしたが、当日は天候にも恵まれ40人の会員の参加で行われました。

 「五地区支部」とは、橋北・橋南第一・橋南第二・東野・丸山・羽場の6つの支部で成り立っています。850~900人程の会員数がありますが、残念ながら年々減少傾向にあります。

 年1回の総会は丘の上の同窓生同士の再開の場となっており、久しぶりに会った友人達の会話は弾むばかりでした。

 今年度は五地区支部をまとめる代表、副代表の新旧交代があり、新体制になって初めての総会となりました。

 議事は滞りなく進行し、議事終了後は林宗吉先生によるマリンバの演奏会となりました。

 林先生はお話と演奏、曲にまつわる説明等織り交ぜながら素人の私達にもわかりやすく懐かしい曲を演奏してくださいました。(メヌエット、グリーンスリーブス、ハンガリ舞曲含め10曲ほど)

林 宗吉先生

 楽しいお話の一部ですが、学校時代に使っていた音楽の教科書…当時の定価が57円?(聞き間違えているかも)を今も大事に取ってあること、マリンバのバチは「マレット」といいゴムでできており、まわりに毛糸を巻き付けて使っていること等話してくださり、皆興味津々で演奏とお話に耳を傾けていました。

 最後に、「ふるさと」の演奏に合わせて私達も歌わせていただきました。皆さん何年かぶりに大きな声を出して歌ったことで、満足感に浸れたのではないかと思いました。

 和やかな雰囲気の中で豊富な話題に冗談も加えながらの演奏会は、本当に楽しいひと時でした。林宗吉先生、お忙しい中ありがとうございました。

 今回の総会は当番支部はじめ各支部役員の方々、そして前向きに参加をしてくださった会員の皆さんあってこその総会成立でした。また来年にしっかり繋げて行かなくてはなりません。「通常開催」ができるということは、こういうことの積み重ねがあってこそだと思います。

 今後の支部活動は会員の高齢化、役員の担い手不足、会費徴収の工夫等、他支部同様問題は山積しています。現状維持は難しい中で、簡素化できることや誰もがやりやすい会の運営方法を考えつつ、無理をせずできることを誠意をもって取り組むことが大切ではないかと思います。

(副会長・羽場支部長/片桐ひさ子)