三六災害
2年生になった昭和36年(1961年)6月27日、数日前から降り続いた豪雨が飯田下伊那地域を襲い、250年来《※正徳5年(1715年)6月18日(旧暦)の「未(ひつじ)の満水」の大洪水以来》という災害をひき起こしました。
その日昼頃、緊急校内放送で帰宅を促され、急遽最後の電車に乗れた私は幸いでしたが、乗れなかった方や交通機関がマヒした多くの友は、停電で真っ暗な校舎の中で一夜を過ごすことになったのです。
結局9日間の臨時休校。学校の下を流れる野底川の氾濫で第2グランドは流され、その上に立つ創立60周年を記念して新しく建てられた独立図書館(現在の創造館あたり)は基礎が危ぶまれるほどの事態になり、応急対策のため石運びを生徒の多くが参加しました。
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