「エルムの会」洋画展鑑賞〜還暦の思い出の旅(34回生ソフトボール部OG会)

 同窓会の皆さん、こんにちは!

 私たちは第34回生で、高校時代はソフトボール部で真っ黒に日に焼けながら、ともに汗と涙を流した仲間です。高校時代の3年間をともに過ごしただけなのに、いつの間にか一生の友になっています。そんな私たちも早いもので、今年度、還暦を迎える年齢となりました。

 私たちを指導してくださった当時のソフトボール部顧問の藤倉好幸先生は長野市在住で、退職後、油絵を趣味に楽しんで、毎年絵画サークルの仲間の皆さんと展覧会を催しておられます。

 9月2日に、先生の参加する「エルムの会」の皆さまの洋画展を鑑賞する旅に行って参りました。

 当日は藤倉先生ご本人も会場で私たちを出迎えてくださり、ひとつひとつの絵画について説明をお聞きしながら鑑賞することができました。先生の絵画には反戦のメッセージが込められていたり、新しい手法への挑戦であったり、途切れることのない絵画に対する意欲を感じて参りました。

絵画に込められた反戦メッセージをお聞きする
新しい手法の説明をお聞きする
藤倉好幸先生と♪

 これまで育児や家族の介護が続き、その上コロナ禍での自粛生活もあり、揃っての遠出は久々ということで、思い切って一泊し、夜は市内の夜景を眺めながら食事をしたり、翌日は小布施方面での観光を楽しんで帰って参りました。

小布施にある岩松院(※)の仁王門前にて

 私たちがコロナ禍から学んだことの一つは、「できるときにできることをやる。機会を逃さない。」ことだったかなと感じています。これまで展覧会に足を運びたい、実際に見せていただきたいと願いつつ、実現することが困難な状況でしたが、今回思い切って実行した久しぶりの一泊旅行、よい還暦の思い出の旅となりました。

(34回生ソフトボール部OG/清水智子)

☆藤倉先生に当日の写真をお送りし、今回の旅の様子をホームページへ掲載させて欲しい旨をお伝えしたところ、

「写真、楽しそうだなあ!すごくまとまりが良いのが解る。私の誇りにもしたい。」

「光栄です。まだまだ未熟ですがこれからも努力するつもりです。楽しい時間を過ごすことができ、自分も若い気持ちになりました。次回も待ってます。」

とお言葉をいただきました。先生、ありがとうございました!

北信越大会へ出場 あと一歩でインターハイでした
私たち一生の友です!

(※)雁田山の麓にたたずむ古刹・岩松院
岩松院は文明4年(1472)に開山された曹洞宗の寺です。 葛飾北斎や俳人小林一茶、戦国武将・福島正則ゆかりの古寺でもあります。これらの縁を示すように 本堂の天井には葛飾北斎による大天井絵が、境内には福島正則の霊廟、一茶が「やせ蛙まけるな一茶これにあり」という句を詠んだ蛙合戦の池があります。総ひのき造りの仁王門は迫力があり、訪れる人々を大きく迎えます。
(小布施文化観光協会公式サイト「小布施日和」より)