令和5年度 第2回理事会と懇親会を開催しました

第2回理事会

 本年度の第2回理事会が去る2月25日(日)、100周年記念館において開催されました。当日は大雪の天候となってしまいましたが、理事の皆さまと学校長及び学校理事の先生方にもご参加いただき、また、理事会終了後には会場を今宮半平様に移して懇親会が開かれました。

1. 開 会 (司会/中村裕美副会長)

2. 会長挨拶 (知久紀子会長)

 4月21日に行われる令和6年度定期総会に向けて、理事の皆さまには議題について協議していただきたい旨等、挨拶がありました。

3. 学校長挨拶 (下井一志学校長)

 生徒の活躍など学校の近況をお聞かせいただき、同窓会から学校への支援に対するお礼のお言葉をいただきました。

下井学校長挨拶

4. 協議事項

(1)令和5年度 事業報告・支部活動報告 (仲村晴子副会長)

(2)令和5年度 決算報告(見込み) (片桐ひさ子副会長)

(3)令和6年度 事業計画(案)・予算(案) (仲村晴子副会長・片桐ひさ子副会長)

(4)令和6年度定期総会について (仲村晴子副会長)

(5)その他

5. 連絡事項

(1)総務係
 ○支部活動報告書について

 支部活動の活性化を図るため、支部活動協力費をお支払いしますので、支部活動報告書のご提出をお願いします。

(2)名簿係
 ○卒業生名簿取り扱いについて

 この名簿は、同窓会事業のお知らせ・会報の配布など同窓会本来の目的に沿ってのみ使用していただくものです。個人情報保護のため、くれぐれも慎重な管理をお願いします。

 ○移動届・逝去届について

(3)会計係
 ○令和6年度同窓会費納入について

6. その他
 ○カンボジア支援活動について (橋本義哉常任理事)

 今年度のスタディツアーには本校から11名もの応募がありましたが、各校合わせて15名の枠であることを鑑み、やむをえず本校からは6名の生徒たちが参加することになりました。生徒たちには支援物資を持参してもらい、会報63号で掲載されました通り、現地の飯田小学校で子供たちに渡すことができました。他に今年度は船便で3回に分けて、衣類・文具と過去に集めたサンダルや靴を贈りました。

 生徒たちがこのツアーに参加することによって、世界とこれからの自身のこと、これまでの人生を振り返るのにいい機会だと思っていますので、今後もこの活動を続けていきたいと思っています。

 現地の様子はこの活動を始めた20余年前からそんなに変わっていない状況です。来年度もこの事業を継続する予定です。飯田下伊那であればご連絡いただければ受け取りに伺いますので、支部の皆さまにもお声がけいただき、支援物資の収集にさらなるご協力をお願いしたいと思います。

7. 閉 会

懇親会

 理事会終了後、マイクロバスで移動し今宮半平様にて懇親会を開きました。令和元年度までは「評議員会新年会」という形で催しておりましたが、このような形で開催されることは初めてのことでした。美味しいお料理に舌鼓を打ち、楽しく懇親を深めることができました。特に丸型の飯田型五平餅を美味しくいただき、お土産に購入された理事の皆さまも多くいらっしゃいました。

 下井学校長の乾杯のご発声では、空手部(女子団体形)が全国で2枠しかない特別枠に選ばれて全国大会に出場するとお聞きしました。そして以前、風越高校の野球部顧問をされていた時の思い出として、今宮球場での練習の後の今宮半平様の五平餅定食の美味しさが忘れられない、といったエピソードもお聞きしました。

 アトラクションでは地元等で活躍されている二胡の演奏グループ「にこにこフレンズ」の皆さまをお招きし、演奏会が開かれました。

講師紹介
にこにこフレンズの皆さまの演奏

 誰もが良く知っている「昴」を始め、歌謡曲4曲を演奏いただいた後、二胡の伴奏で校歌を全員で合唱しました。

 二胡は中国を代表する民族楽器で、そのルーツは、インドからシルクロードを通って中国に伝えられたという歴史ある楽器です。

 たった2本の弦で、柔らかく優しい音から、勇ましく力強い音まで、哀愁をたたえた音色に心を癒されました。

 遠く古代を思い浮かべながら、リラックスしたひと時を過ごすとが出来ました。

演奏会終了後、二胡の指導を受けられた方も
2本の “浮かせた” 弦を弾きます。むずかしい〜😅

春の第6回風越ゴルフコンペのお知らせ(ゴルフサークル)

 同窓会の皆様こんにちは♪
春のコンペ開催のご案内です。⛳️

●期日/2024年 429日(月・祝)

●会場ゴルフコース/あららぎカントリークラブ

●申込締切日/3月末日

 皆様、早めに予定をお入れくださいますように!よろしくお願いいたします。
 お問い合わせ・お申し込みは下記ゴルフ事務局まで。詳細は追って参加者にご連絡いたします。

(ゴルフ事務局代表/池戸勝志[34回生]
 Tel.090-3093-6774

令和6年度 第二外国語地域開放講座

風越生と一緒に外国語の初歩を学んでみませんか。

本校国際教養科では、4月から第二外国語(フランス語、スペイン語、中国語、韓国語)の授業を飯田市の皆様に開放いたします。この機会に風越生と一緒に外国語の初歩を学んでみませんか。

◉期  日/令和6年4月10日(水)〜2月19日(水)の毎週水曜日の予定(約30回)

◉時  間/9時55分〜11時45分(2限目と3限目の連続授業)

◉申込方法/令和6年2月29日(木)午後5時までに、下記連絡先へ電話にて空き状況を確認の上、お申し込みください。(先着順)

長野県飯田風越高等学校
教頭:下島 斉
国際教養科主任:内山 博貴
TEL.0265-22-1515(学校代表)

◉その他/
・授業料は無料です。テキスト代のみご負担ください。(約2千円)
・全くの初歩から始まり、国際教養科2年生と共に学びます。
・どの講座も生徒を含め定員15名です。なるべく早めにお申し込みください。
・最終日には修了証書授与式を校長室にて行います。
・悪天候や諸事情のため予定通り開講されない場合があります。

◉受入人数/
 フランス語:5名
 スペイン語:2名
 中国語:7名
 韓国語:5名

リレートーク “姫百合コース” Vol.5

小川陽子[昭和35年(1960年)4月~38年(1963年)3月在籍・大島支部]

 友人の小沢弘子さんから、バトンタッチされましたが、私は可もなく不可もない高校生活を過ごしたので困りました。ただ私の姉達、実家の家族が揃って卒業生ということで、書かせていただくことにしました。

姉たちの学生時代

戦争に翻弄された女学校時代

 「神国の日本は絶対に勝つと、純真な女学生の私達は疑うことを知らず、勉学を捨て農家の田植え稲刈りに、そして二つの工場動員に駆り出され、馴れない旋盤の前に立ち、手や衣服を黒くして働きました。(石鹸が無いので洗ってもきれいになりません)

伊那工業への動員(創立100周年記念写真集『 Fの軌跡』「戦前・戦後の混乱期から新制高校へ〜日中戦争から第2次大戦期の学校」より、以下同)
短繊維工場への動員

 朝は暗いうちに家を出て、夕べは月影を踏み帰宅、お国のために働きました。2週間に1日だけ学校への通学日があり、国語・数学を学びました。月1回の名曲観賞はとても心が休まり、嬉しかったことを忘れません。

 ある週の通学日、学校へ行くと教室の壁はぶち抜かれ、学校工場になっていて、1学年上の生徒たちが必勝の鉢巻をして、和紙に糊付け作業をしていて驚きました。これは風船爆弾という兵器の一つで、気流に乗せてアメリカ本土に到着させ爆発させるという、実際に日本軍が使用したものだそうです。

風船爆弾の紙張り

 校庭は食糧増産のサツマイモ畑に、校庭地下は防空壕に変わっていました。そんな環境もごく当たり前として受け入れざるを得なかった12~3歳のお下げ髪の女学生時代。

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