出来ないことにチャレンジ—笑って免疫力をUP!!(飯田五地区支部)

 6月11日(日)東野公民館にて「五地区支部総会」を開催致しました。コロナ以前、2019年迄の総会は、日帰りバス旅行を兼ねて行なったり、10年に1回の割合で市内宴会場にて会食やアトラクションを楽しむ形をとって開催してきた経緯があります。

 会費集金に関しては、本会に納める200円の他に、支部活動費として300円を集金してきましたが、コロナで支部活動を制約せざるを得ず、2020年より2023年まで本会費のみ集金。総会は3年ぶりに昨年度より開催。

 今年度は34名の参加をいただき、提案された議案の承認後、やっちゃんの活脳体操指導師、宮下泰広先生を講師に迎え「笑いヨガ」を指導していただきました。私の聞き間違いでなければ、「笑いヨガ」はインドの内科医が、うつ病患者を対象に始めた体操とのこと。ピンクのジャケットにレインボー色のシャツをスマートに着こなした、シティーボーイの先生が、次々と達者な飯田弁を駆使して体操が始まりました。

 「イイ?これから国語だに」の先生の言葉にまんまとはまらされたり、「今度は算数だに」…数字を三つ読み上げたら五十音を順番に言う頭の体操、鼻と耳を交互につまむ体操等々……。出来ない事に皆自然に笑えてしまいます。「今のが出来なかった人は元の風越に通った人!出来た人は今の風越に通った人!」と、どんどん笑いを誘ってくれます。時間がアッと言うまに過ぎました。

やっちゃんの活脳体操指導師 宮下泰広先生

 先生は「出来ない事にチャレンジする事で脳と体が活性化され免疫力を高め、病気や認知症の予防にもなり、出来なかった事が段々出来るようになると“自己肯定感”を持てるようになる。体操は体を整えるもの、運動は体を鍛えるのの」等々お話しくださいました。

 体操終了後、会員の皆様には、軽食とお茶をお持ち帰りいただき、令和5年度の五地区総会はお昼前無事終了しました。来年度の支部活動はどういう方向で行くのか、それに伴う支部会費集金はどうするのか、これからの課題を残して……。

(飯田五地区支部代表/伊坪敏恵)

やっちゃんの活脳体操指導師 宮下泰広先生
TEL.0265-52-5320 090-3143-4331
Email:Taihei.studio@icloud.com

京都支部総会報告

 台風一過、お天気も回復し京都は観光客で賑わっていました。令和5年度京都支部総会は6月4日(日)京都鴨川のほとりに建つ「東華菜館」にて行われました。

 日本最古のエレベーターで2階の会場へ…扉を開けた途端に集まった方々の笑顔とお着物姿の会員に迎えられました。おいしいお食事を堪能しながら、終始和やかな話題で盛り上がりました。京都に住まわれて長い方々ですが、飯田がいつも懐かしく、飯田のこと、風越高校のこと、生徒のこと、学生時代の話に2時間があっという間に過ぎました。

東華菜館前で京都支部の皆さんと

 その後、歴史ある街並みを歩いて、花街宮川町にある築120年のお茶屋建築の京町屋「澤食さん」の風情ある建物の見学をしました。

 京都支部は会員がとても良くまとまっていて、少人数だからこその強い絆を感じました。支部のこのようなあり方も風越高校ならではのものと思いました。

 「また来年もお会いしましょう」とお約束をして帰路につきました。

(副会長/仲村晴子)

花街宮川町にて(冒頭の写真も)

第38回松本支部総会報告

 第38回松本支部総会は5月23日(火)松本駅前アルピコプラザホテルにて開催されました。参加者は44名でした。

 お天気は生憎の雨でしたが、集まった方々は再会を喜んで、会場内は開会前から賑やかな談笑の声で溢れていました。本部からは知久会長と私仲村が参加させていただきました。

 松本支部は昨年の総会において支部を閉じることが決定し、今回が最後の支部総会となりました。この38年間、旅行をしたり、講演会を開催したりと楽しい企画で支部を盛り上げて活発に活動されてきました。会報にも毎年支部の様子を寄せていただきました。

 塩澤支部長さんのご挨拶は昭和61年に設立されてから今日までの締めともいえる心のこもった言葉でした。

 懇親会の中で歴代の支部長さんや90歳を超える参加者からは38年間の思い出や高校時代の思い出など、年代を超えた同窓生のつながりを強く感じました。最後に「今日の日はさようなら」を歌い、幕が閉じられました。

塩澤支部長さん

 折り紙の座席札や記念のCDなど役員の皆様の手作りの「おもてなし」は心温まるもので、本当に感謝申し上げます。支部は閉じても、さらに深い絆で皆さんが繋がった気がします。

 今後とも同窓生として母校を温かく見守ってくださいますよう、よろしくお願い致します。

(副会長/仲村晴子)

風越高校から続く夢への道

 先の令和5年度定期総会アトラクションで演奏してくださった井原芙美子さんより、感想コメントをいただきましたのでご紹介します。


井原 芙美子(風越49回生・会地支部)

 私は、風越高校入学時から音楽大学声楽科を志し、先生方のご協力もあり、昭和音楽大学そして藤原歌劇団に所属する事ができました。

 楽しく伸び伸びと夢へ突き進ませてくれた母校への感謝の気持ちを込めて歌わせて頂きました。

 藤原歌劇団で合唱部として様々な舞台に立ち、小さなオペラ公演では、ソリストとして活動し、コンクールに挑戦していた三十歳の時、母が肺の病気になり、帰郷を決めました。

 歌う事、ソリストへの夢を追い続ける事に疲れた事もあり、母の看病や子育てを口実に少し歌から離れた時期もありました。

 ですが、この故郷の人々の心の温かさに触れる度に、歌でしか恩返し出来ないと思い、また学び続け歌い続けております。

アトラクション/井原芙美子さんコンサート(ピアノ伴奏:平野洋さん)

 今回、コロナ禍が落ち着き、次の日常へ進もうとしている世の中を春と掛け合わせて、春、花の曲を多く歌わせて頂きました。

 少しでも皆様に春の息吹、希望、生命のエネルギー、恋心等を歌で感じて頂けましたら幸いです。

 この度は、同窓会アトラクションにお呼び頂き、鼎文化センターホールにて演奏させて頂きました事、心より感謝申し上げます。

 ご出演頂くお二人を紹介させていただきます。 

 声楽家、井原芙美子さんは、阿智村のご出身で風越高校の同窓生でございます。昭和音楽大学声楽科をご卒業後、日本オペラ振興会オペラ歌手育成コースを修了されました。 

 その後、日本オペラ振興会に所属し、藤原歌劇団準団員として、ご活躍されております。2008年には第8回大阪国際音楽コンクールで入賞も果たされました。現在は阿智村に帰郷され、阿智ジュニアコーラスを立ち上げられて、講師としてご活躍される傍ら、各地でコンサートを開催し、音楽の楽しさを多くの方々に届けておられます。 

 ピアノ伴奏の平野洋さんは松川町のご出身で、飯田高校卒業後、東京学芸大学特別教科教員養成課程音楽専攻ピアノ専修を卒業後、同大学院を修了されて、長野県内の高校の先生として17年間勤務されました。2021年3月に退職され、現在はヒラノ音楽教室を開講されご活躍されております。 

 それでは井原さん、平野さん、よろしくお願いします。 

(知久紀子同窓会長)

 一言お礼を申し上げます。 

 3年前の総会の折、井原さんにアトラクションへのご出演をお願いしていましたが、新型コロナという思いがけない事態が発生し、総会も中止となってしまいました。この3年間私たちはストレスの多い日々を過ごしてまいりましたが、今日は久しぶりに生の音楽に出会うことが出来ました。 

 私たちがよく知っている日頃口ずさむ歌や、初めてお聞きする本格的なオペラの曲まで、井原さんの心にしみわたる美しい歌声を平野さんとの息の合った伴奏で心ゆくまで堪能することが出来ました。井原さんのご活躍は私たち同窓生の誇りでもあります。あの素晴らしい声量はどこから来るのだろうと感心してお聞きしていました。また、平野さんにはピアノ演奏もしていただき、力強い演奏に圧倒されました。今日は歌とピアノの両方を楽しむことが出来、感動と癒しの時間をありがとうございました。 

 お二人の今後ますますのご活躍をお祈り申し上げお礼の言葉とさせていただきます。

(知久紀子同窓会長)

井原芙美子さん、平野洋さん、ありがとうございました。

2022年度 役員歓送迎会〈2022年度続編まとめ〉(東京支部)

(2023.1.22 於:アルカディア市ヶ谷)

 コロナ禍等で開催できず延び延びになっていた会が、やっと開かれました。午前中の役員会の後に昼食会となりました。(もちろん自費)退任役員の長年のご尽力に感謝し、新任役員への期待を込めて情報交換しながら、おいしい食事を頂きました。

 Zoom会議主流の中、久しぶりに対面の会食を楽しみました。

会長 平栗彰子

19回生「味噌開きパーティー」開催しました〈“22年度続編〉(東京支部)

19回生の絆の深さは凄いですね。ちょっと覗いてみました。
ー田口栄子さんに質問しました―

(写真/19回生「味噌開きパーティー」にて 前列中心田口さん)

 
1. 味噌開きパーティーの名称の経緯を教えてください。
 

 名前はまあ、勝手に付けて居るのですが、『忘年会を兼ねた味噌開きパーティー』として、例年、田中久子さん近くの川口の農家さんに出掛けて作ったものを約一年寝かせて、初めて甕を開ける時、皆さまをお招きして、私が新味噌で豚汁を作り、皆さんには一品持ち寄りで、お誘いしています。因みにマンションの田中邸は、暖かくて発酵が進み過ぎるので、田中家の味噌は、我が家に一年居候させています(笑)

 

2. 19回生の年間の集まりのスケジュールは?

1月、新年会(ここ三年はコロナで出来ず)

4月、私の女流工芸展を口実に 4日間に都合の付く方が誘い合って参加。

5月、石島恵美子邸で 五平餅と薔薇観賞会 

7月、ブルーベリー摘み

10月、京成薔薇園で秋の薔薇観賞会

12月、味噌開きパーティー

その他3,4人で美術館めぐりなど。まあ、こんな感じです。

―田口さんありがとうございましたー

 19回生は皆さんが主役で、学年幹事も回り順、皆が協力しているのが印象的です。次々楽しみが予定され、つなぐ絆、素敵ですね!

(交流委員 ikeda)

〈展示会予告〉

19回生、染色家 田口栄子さん所属の埼玉女流工芸作家協会主催「埼玉女流工芸展」が開催されます。

会期…令和5年4月27日(木)~30日(日)
     10:00~17:30迄 (最終日16:00迄)
場所…埼玉県立近代美術館 第1展示室
最寄り駅…北浦和駅 西口3分

連絡…田口栄子 Tel.090-8171-9433